2011.11・13に行われる  さよなら原発!福岡1万人集会の公式ブログです。

2012-05

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西日本新聞・朝日新聞・毎日新聞・読売新聞夕刊、沖縄タイムス・琉球新報朝刊で大きく報道

11.13さよなら原発!福岡1万人集会宣言

 3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震とそれに伴う津波によって、東京電力福島第一原子力発電所は大量の放射能を環境中に放出する大事故を引き起こしました。放出された放射能は、放射性セシウム137換算で広島原爆168.5個分とも言われています。大地も水も空気も放射能で汚染され、多くの人々が被曝する事態となったのです。

 東北地方太平洋沖地震は天災でした。しかし、福島原発事故は明らかに「人災」です。国土面積が地球上の0.3%しかない日本に、地球の全地震のおよそ1割が発生するこの日本に、54基もの原発が存在するという厳然たる事実の前に、政府や電力会社は原発の過酷事故は起こり得ないと「安全神話」を振りまいてきました。しかし、1979年アメリカのスリーマイル島原発事故、1986年旧ソ連のチェルノブイリ原発事故は私たちに原発は事故を起こすこと、ひとたび事故を起こせば、その被害は甚大であることを教えました。また日本においても2007年7月、マグニチュード6.8の新潟県中越沖地震で、柏崎刈羽原発全7基がすべて運転停止に追い込まれるなど、これまで原発の危険性については十分な警告が出されてきました。そうした警告に耳を貸すこともなく、事故や災害の想定を過小評価し、本来とるべき対策を怠ってきたことが、今回の原発事故の最大の原因であると言えます。

 こうした状況の中で、多くの市民の「もう原発はやめよう」という切実な声を背景に、私たちは、九州・沖縄・韓国に住み、そこにくらしている市民として、脱原発の一点で一致する人々が声をあげるための集会を準備してきました。この間、各地から賛同と激励の声が寄せられ、大きく運動は広がっています。
 この集会の目的は、①現在世論調査などで示されている7割の脱原発の意志をゆるぎのない、継続的なものとすること。②韓国・アジアの人々にも呼びかけながら、日本に住む人々の多数の意志を示し、脱原発の大きなうねりを起こすこと。③幅広く、既存の団体・個人の結集をはかるとともに、これまで原発を容認してきた人々へも参加を呼びかけるなど行動を広げること。④今まで交流のなかった団体・個人が集会を通じて交流する機会とし各団体個人が相互に励まし合い、今後の自らの取り組みの力ともすること。⑤原発推進の政党・政治家は全市民の支持を失うという状況を作り出すことです。

 今、九州電力の「やらせメール」問題を契機に、電力会社と立地県・市町村との「緊密な協力」関係や、規制当局であるはずの原子力安全・保安院自らが電力会社を指導し、原発推進の世論形成を推進してきた経緯が明らかになるなど、日本の原子力行政は根底から揺らいでいます。
福島原発事故は未だその原因は不明のままです。原子力安全委員会は事故の教訓をふまえ、安全設計審査指針や耐震設計審査指針、防災指針などを見直すことを決めました。従って、現在行われているストレステストは、テストの前提となる耐震設計の想定自体が根拠を失っており、テストに合格することが再稼働の前提となり得ないことは自明の理です。
二度とふたたび悲惨な原発事故の悲劇を繰り返してはなりません。私たちは今日、ここに集った1万5千を超える人々の意思として、全ての原発の廃炉を求めます。

2011年11月13日「さよなら原発!福岡1万人集会」参加者一同 

韓国からの連帯あいさつ全文です。

『さよなら原発 ! 福岡 1万人集会』 韓国からあいさつ全文
東アジアの平和のための韓国市民連帯 李大洙(イ・デス)
        翻訳者・木村英人(長崎日韓親善協会)

はじめに、
 韓日100年平和市民ネットワークの実行委員のイ・デスです。数日前青柳さ
ん、桑野さん、木村さんが韓国のいくつかの場所を訪問してくれた。それは、8
月24日、韓国の市民団体の活動家が九州電力の前で座り込みしている場所を訪
問し、その場所で韓国に1万人集会のことを訴えにいくことが話題になり、韓国
の活動家が連帯することになったのです。
 何よりも、まず福島原発事故による犠牲者と被害者にお悔やみと慰めの言葉を
述べるとともに、ここに集まっている市民の皆様に、韓国の市民の心からの連帯
と平和の挨拶を伝えていと思います。特に釜山、全羅南道で反核運動をしている
人々、宗教者たち、また反核運動をしている韓国の諸団体の連帯の挨拶をお伝え
したいと思います。
 今日皆様が集まっている舞鶴公園にある鴻臚館は私がこの8月に見学をしたと
ころでもあります。
この地は、新羅や唐をはじめとする大陸からの交流の使節団が泊まったところで
もありました。私たちが、集まっているこの場所は国際交流の拠点でもあるので
す。一方、歴史的に見ると豊臣秀吉による朝鮮侵略の出発地でもあります。 麗
蒙連合軍(モンゴルと高麗軍)が福岡を侵略した歴史もあります。20世紀前半
(特に1940年代)には多くの朝鮮人が強制的に連れてこられた所でもあります。
2年前訪問した東京にある靖国神社の遊就館で麗蒙連合軍の当時の絵が展示され
ていました。被害者はその記憶を簡単には、忘れることはできない事実を実感し
ました。
 今日ここで、太平洋戦争当時の日帝により多くの犠牲を受け、過去の痛みの歴
史を抱く沖縄、九州、韓国から再び、脱原発と東アジアの平和のために市民たち
が集まっていることは、歴史的に大きな意味を持っています。
 福岡は韓半島から一番近い場所にあります。佐賀県にある玄海原発で福島と同
じような事故が発生したら、九州、本州は勿論、韓半島の南部も正に被害地域に
含まれるというシュミレーションの結果を見ました。それだけではなく、韓国、
日本、中国が競争をするように原子力発電所を建設してゆくと、東アジアは世界
で一番過密に原発が密集した地域になります。 勿論、中国と韓半島が日本と同
じように地震や津波の被害を受けるということは分かりませんが、福島事故を見
ればわかるように、一度事故がおきると、致命的被害をもたらすことが確認され
ました。 自然災難だけでなく、東アジアの軍事的緊張も私たちを不安にさせま
す。軍事的緊張が衝突することになれば、どうしようもない危機に陥ることでし
ょう。 日本人の友人が書いた書籍には、ミサイル攻撃が始まると原発がその対
象になりうるという。 テロの恐れもあります。スリーマイル、チェルノブイル
の原発事故は明らかに人災であります。福島の原発の爆発は地震や、津波は自然
災害から始まりましたが、手抜き管理、人災であるという批判が高まっています。
高度の科学技術ではありますが、人間の間違いを完全に防ぐことはできません。
2回も原爆の被害を受けた、日本がこのように多くの原発を短期間に建設をした
ことは、経済成長に夢中になったせいであるという自己批判の声が聞こえ来ます。
韓国にもそのまま適用される話です。
 貧しい国や未来の世代の負担を担保としていながら、私は地球上でめちゃくち
ゃな消費を享受し、第3世界の数多くの人々の犠牲の上に、現在の豊かさと便利
さを享受していることに、自己反省を強いられています。自然生態系にも途方も
ない負担を与えています。もはやこのような都市産業文明を反省すべきなのです。
 恥ずかしいことながら、韓国では大統領が原発の輸出を推進しています。日本
も以前からその隊列
に参加しています。民主主義が実現された社会では、有権者であり納税者である
市民が立ち上がりこのような危険で、不道徳なことを中止させなければなりませ
ん。それ故今、新しい脱原発の市民運動を九州だけでなく、日本全国で、そして
韓国の至るところで展開されています。最近、モンゴルでも緑の党を中心として
原発反対運動が進行しています。
 韓国で、2つの事件がありました。10月26日、ソウル市長の選挙で無所属
の市民運動家朴元淳(パク・ウォンス)が当選しました。市民による選挙革命と
も言えるでしょう。そして釜山の韓進重工の解雇労働者のキム・ジンスクさんが
希望のバス運動による全国的な支援で、309日間にわたるクレーンの上での座
り込み篭城闘争で勝利しました。日本の労働者と市民の支持と連帯をしてくれた
ことにもよります。すべてがお互いに連帯した結果であり、これが正に21世紀
の市民運動の勝利であるといえます。ウォール街でのデモに触発され、米国の金
融資本に立ち向かう運動が世界のいたるにところで拡散しています。私たちが暮
らしている場所で、民主主義を通じての人類愛、東アジアの市民、地球市民とし
ての自覚で脱原発、そして東アジアの平和、友好を作っていきましょう。自らの
危機感から始まっても、その危機がすべての人に、さらに地球すべての生命体を
脅かしていることを悟るべきです。このような努力は21世紀を新しい未来にし
ていくでしょう。協力が連帯の精神が、現在の危機を越えて、これからの東アジ
アの平和をともに作ってゆく事を願います。
 最後に、もう一度、韓国と日本の市民同士の連帯の言葉を伝えたいと思います。
ありがとうございました。

こちらからも動画見られます

http://www.youtube.com/watch?v=ddrK0NMYQN8

http://www.youtube.com/watch?v=Dl0yA5XKnRU

http://www.ustream.tv/recorded/18488938

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Author:さよなら原発!福岡1万人集会実行委員会
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